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韓国初登場No.1を記録したほか、カナダ、イタリア、ハワイ、オーストラリア、イランなどの映画祭に出品され、各国の観客を映像・物語・演技、そのすべてで圧倒した2024年必見の話題作。
出演は韓国映画界のトップに立つ、『工作 黒金星と呼ばれた男』のチョ・ジヌン、伝説の存在となった『KCIA 南山の部長たち』のイ・ソンミン、大注目の『犯罪都市 PUNISHMENT』のキム・ムヨル。監督は『悪人伝』で世界を震撼させたイ・ウォンテ。
権力を競い合う表社会の政治闘争と、莫大な金を巡り命まで奪い合う裏社会の死闘が交錯!極秘文書を巡る緊迫感MAXの攻防劇を、一切のタブー無しで描き切り、絶対に予測できない結末へと観る者を突き落とす、息もできない驚愕のサスペンスがついに日本上陸。
1992年、釜山。党の公認候補を約束されたヘウンは、国会議員選挙への出馬を決意する。ところが、陰で国をも動かす黒幕のスンテが、公認候補を自分の言いなりになる男に変える。激怒したヘウンは、スンテが富と権力を意のままにするために作成した〈極秘文書〉を手に入れ、チームを組んだギャングのピルドから選挙資金を得て無所属で出馬する。地元の人々からの絶大な人気を誇るヘウンは圧倒的有利に見えたが、スンテが戦慄の逆襲を仕掛ける。だが、この選挙は、国を揺るがす壮絶な権力闘争の始まりに過ぎなかったーー。
1976年3月3日生まれ。
俳優チョ・ジヌンは、生まれついての役者として知られる。ほんの端役からキャリアをスタートしてトップの座に昇りつめた彼は、『悪いやつら』で残忍なギャング、キム・バンホを演じて一躍有名になった。その後、『最後まで行く』の悪徳刑事パク・チャンミン、アクション映画『バトル・オーシャン 海上決戦』で日本軍の大将、『お嬢さん』の上月など当たり役が続いた。またテレビでも、「シグナル」などのシリーズ番組でお馴染みの俳優である。今作のヘウン役も彼のキャリアにとって極めて重要な役になることは間違いない。イ監督とは、2017年の『大将キム・チャンス』に続き、2度目のコラボレーションとなった。
【主な出演作】
『警官の血』(20)、『権力に告ぐ』(19)、『パーフェクト・バディ 最後の約束』(19)、『王と道化師たち』(19)、『完璧な他人』(18)、『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』(18)、『毒戦 BELIEVER』(18)、『大将キム・チャンス』(17)、『犯罪都市』(17)、『犯人は生首に訊け』(17)、『お嬢さん』(16)、『暗殺』(15)、『バトル・オーシャン 海上決戦』(14)、『群盗』(14)、『最後まで行く』(14)
1968年12月4日生まれ。
どんな役を演じていても、イ・ソンミンのオーラはスクリーン上に滲み出す。第71回カンヌ国際映画祭の招待作品『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』では、北朝鮮の最高幹部という重要な役を、正確無比な北朝鮮なまりと抑制を効かせたリアクションで思う存分演じてみせた。『KCIA 南山の部長たち』では、歴史上の問題人物、パク・チョンヒ大統領を見た目も話し方も本人そっくりに演じて観客を驚かせた。テレビ番組「財閥家の末息子 ~Reborn Rich~」の家長チン・ヤンチョル役は最高の当たり役だった。『対外秘』では、釜山で権勢をふるっている黒幕スンテを演じる。外見と足をひきずる仕草でキャラクターの特徴を完成させ、役に入り込んだ。
【主な出演作】
『復讐の記憶』(22)、『手紙と線路と小さな奇跡』(21)、『ハント』(20)、『KCIA 南山の部長たち』(20)、『権力に告ぐ』(19)、『ビースト』(19)、『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』(19)、『目撃者』(18)、『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』(18)、『リアル』(17)、『華麗なるリベンジ』(15)、『ビッグマッチ』(14)、『群盗』(14)、『さまよう刃』(14)
1982年5月22日生まれ。
俳優キム・ムヨルは23年にわたってその演技力を披露してきた。『悪人伝』では「狂犬」と呼ばれる刑事チョン・テソクを、『正直政治家 チュ・サンスク』では政治家の秘書パク・ヒチョルを、『声/姿なき犯罪者』では振り込め詐欺の主犯クァクを、テレビ番組「未成年裁判」では判事チャ・テジュを演じた。千の顔を持つ役者と言われるキムが今作で演じるのは、富と権力を渇望する暴力的なギャング。
【主な出演作】
『犯罪都市 PUNISHMENT』(24)、『声/姿なき犯罪者』(21)、『正直政治家 チュ・サンスク』(20)、『スペース・スウィーパーズ』(20)、『食われる家族』(20)、『悪人伝』(19)、『人狼』(18)、『記憶の夜』(17)、『代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン』(17)、『ノーザン・リミット・ライン 南北海戦』(15)
『恋は命がけ』のプロデューサーとしてキャリアをスタートしたのち、『PAPA(原題)』(12)と『GABI ~国境の愛~』(12)でストーリー作りに携わったほか、『朝鮮魔術師』(15)の原案を担当。韓国映画界では、名ストーリーテラーとして知られてきた。実在した独立運動家金九の物語『大将キム・チャンス』(17)で、監督デビューを果たし、その演出を称賛された。次作『悪人伝』(19)は、キャラクターの固定概念を打破し、第72回カンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニングで上映された。韓国における観客動員数は330万を超えた。